部分矯正について
部分矯正は、全体の歯並びを動かす全体矯正とは異なり、気になる部分だけに焦点をあてて歯を整える治療法です。特に前歯の軽度の歯列の乱れやすきっ歯の改善に適しており、治療期間が短く費用も抑えやすいことから、多くの方に選ばれています。
治療にはワイヤー矯正やマウスピース矯正を用い、歯並びやライフスタイルに合わせて最適な方法を選択します。
ただし、部分矯正は、適応できる症例が限られるため、まずは福岡市城南区・福大前のクリア矯正歯科にご相談ください。
部分矯正のメリット・デメリット
部分矯正のメリット
治療期間が短い
部分矯正は、気になる箇所だけを整える治療のため、全体矯正に比べて治療期間が短くなります。軽度の歯並びの乱れや前歯の調整など、必要な範囲に集中して行えるのが特徴です。
費用を抑えられる
治療範囲が限定されているため、使用する矯正装置も少なく、全体矯正に比べて費用を抑えやすくなります。
体への負担が少ない
マウスピース矯正であれば装置の取り外しが可能で、ワイヤー矯正でも装置は一部のみの装着となるため、日常生活への影響や口腔内の不快感を最小限に抑えることができます。
部分矯正のデメリット
- 噛み合わせまで完全に改善できない場合がある
- 重度の歯並びの乱れには対応できない
- 歯と歯の間を削る処置が必要になる場合がある
インビザライン(マウスピース矯正)による部分矯正

マウスピース型カスタムメイド装置インビザラインは、部分矯正にも対応しております。
全体的な矯正と比べて少ない枚数のマウスピースで矯正できるため、治療費の負担も軽減可能です。
さらに、通常の半分程度の治療期間で矯正できるので、通院の負担や手間を抑えられます。
部分矯正では特に前歯の矯正治療に適しています。
インビザラインの部分矯正での使い分け
部分矯正に利用するインビザラインには、前歯部に対応するインビザライン・ライトと全顎に対応するインビザラインがあります。インビザライン・ライトは次のとおりです。
インビザライン・ライト
使用するマウスピースの枚数は最大14枚で、すべての歯を移動できます。そのため、歯並び全体を直したい方、歯を削って隙間を作るIPRに抵抗がある方に向いています。
インビザラインによる部分矯正で注意すべきポイント
部分矯正に使用するインビザラインは、マウスピースの使用枚数に制限があります。
適用範囲内で治療を完了できなければ治療計画の見直しすことになり、より多くの費用と通院が必要になります。
このような事態を防ぐためには、正確な診断と適切な設計が必要です。部分矯正には手軽なイメージがあるかもしれませんが、歯科医師の知識や技術、経験で治療結果が左右されます。
インビザラインで部分矯正が適応できる条件
マウスピース矯正で部分矯正で治療ができるかどうか、正確に診断しなければなりません。次の条件に当てはまる場合は部分矯正で治療できます。
1.全体的な噛み合わせに問題がない
奥歯が正しく噛み合い、骨格に大きなズレがないことが前提です。受け口や開咬、過蓋咬合など上下の顎の位置に問題がある場合は、部分矯正ではなく全顎矯正で噛み合わせの土台から整える必要があります。噛み合わせは良いけれど、前歯だけ少し気になるケースなどが部分矯正の適応例です。
2.前歯のガタつきやデコボコが軽度
歯を並べるためのスペースが十分にあることが条件です。前歯の数本が少し重なっている、あるいは小さな隙間がある程度であれば部分矯正で改善できます。前歯の重度のガタつきや著しい出っ歯の場合は、抜歯などを伴う全体矯正が必要です。
3.自己管理ができる
部分矯正は短期間での治療のため、1日20時間以上の装着時間を守れることが大前提です。装着時間が短いと、予定よりも歯並びの改善に時間がかかり、マウスピースの使用枚数が制限を超えてしまう恐れがあります。
ワイヤー矯正による部分矯正
ワイヤー矯正では、気になる箇所の歯並びを精密に整える部分矯正も可能です。
前歯や限られた範囲の歯でも、歯の傾きや向きを細かく調整できるため、見た目だけでなく噛み合わせのバランスも整えやすくなります。治療範囲が限定されることで、全体矯正に比べて期間や費用を抑えられるのも大きなメリットです。また、ワイヤーを用いることで、複雑な歯の動きも正確にコントロールでき、部分的な矯正でも高い仕上がりを目指せます。

